中央線に乗って考える

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痛風記。 2015夏

発作初日

明け方、激痛で目が覚める。右足の親指の付け根だ。唸るしか出来ない。

あまりの痛みに骨折を疑ったが、骨折はしたことがないので、いまいち判らない。

とりあえず、足を高くしている方がマシである。

血流の脈だけで痛い。氷でひたすら冷やすが、気休めでしかない感じ。

 

激痛に、唸りながらトイレに行くだけで一日ベットで横になっていました。

これは、たぶん痛風だ。お盆休みあと3日なのに・・・。

 

2日目、3日目

昨日の激痛ほどではないが、かなりキツイ。

湿布や氷で冷やしながら、市販の痛み止めで耐える。昨日より腫れているかも。

通常の病院は夏休みだし、救急に行くにも、まだ足を心臓より下に下ろしたくない。

 

痛風を調べ、とりあえず水を多めに飲みながら、落ち着くまで耐えるしかない。

 

4日目

会社はとりあえず、お休みをもらう。

まだ動きたくはないが、病院の診断を受けなくては。

家の前にバス停があるのでバスにしたが、近くてもタクシーの方が良かった。

私、老人より歩くの遅いよ。

 

病院では、問診票を書き、整形に通される。

ネットでは内科を勧められているのに・・・。

先生に、「たぶん痛風かと思います」と告げると、サクッと痛風の小冊子が出てきて、そこに載っているいる親指の写真が、まさしく今の状態。

採血をしてもらい、結果は1週間後だそうだ。

それまでは、痛み止めの薬(ロキソニン)で1週間様子見ということに。

 

5日目

まだまだ、腫れは引かない。というか、昨日の病院までの外出のせいか、だいぶ腫れている。

自宅で、仕事を開始。VPNで会社のMacに接続。

 

6日目

水曜日、欠勤3日目。

日中、飲み物を買いに自宅を出てみた。

歩いて4、5分のスーパーに行こうと思っていたが、外に出て判った。そんな遠くまで歩けないと。

徒歩1分のコンビニに変更。まだ老人に抜かされるスピードである。

 

夕方、親指の付け根付近の腫れだけだったはずが、足の甲全体に腫れが広がっていることに気づく。

 

悪化? 回復期? なんだろう。

 

7日目、8日目

もう、今週の出社は無理だと悟る。

自宅からの仕事で、なんとかなる仕事のゆるい期間で良かった。

 

9日目

足の甲の血管が見える! 親指の付け根だけの腫れに治まってきた。

指も少し曲げられる。

まあ、痛み止めが切れていると、痛くてしょうがないが、効いているときは、かなり楽です。

まだ、歩くのは辛いのですが。

 

10日目

ん〜、昨日と変わらない。明日は月曜なのにと、焦り始める。

 

が、夜になって状況に変化。

指を曲げることに加え、若干反ることもできる。結構痛いけど。

一晩、寝ればだいぶ変わるかな?

 

11日目

採血の結果がでる日。

病院によってから、出勤しようと準備をして、家を出たが痛い。

とりあえず、自転車で病院に移動。

検査結果は、尿酸値8.6。

 

あれ? 意外に少ない。まあ、尿酸値7を超えると危ないのですけど。

尿酸値7を超えると血液中の尿酸が結晶化しやすくなり、これが足の末端で溜まる。さらに溜まった結晶が剥がれ落ちる時、発作が起きるそうです。

 

医者いわく、捻挫とか骨折ではないので、動かしても構わないらしい。
ということで、強めの痛み止め薬(ボルタレン)を出してもらう。

尿酸値を下げる薬(フェブリク)も処方される。

 

自転車で自宅にもどり、もう一日だけ休みをもらう。

 

12日目

ようやく出社。

極力きれいなフォームで歩こうとすると、足が疲れる。

引きずったほうが楽だが、なんともない足の膝に負担がきそうだ。

痛み止めさえ飲んでいれば、なんとかなるレベルまで回復。

 

18日目

一週間薬を飲んだ状態を調べるために採血。

痛み止めはもういらないかな。

尿酸値を下げる薬(フェブリク20mg)が1ヶ月分出る。

 

1ヶ月後

結果は、尿酸値6.5。

ギリギリ、結晶化が起きない程度。薬を飲んでいてである。

なので、さらに1ヶ月の薬がでます。薬の量は40mg。

 

この尿酸値を下げる薬フェブリクですが、実際は尿酸の生成を抑える薬なのである。

なので、あまり食生活を変えずに(レバーは食べたいw)、とりあえず酒量を減らして様子をみています。

 

さらに、1ヶ月後

薬を切らしていたのですが、忙しくて病院に行けなかった。

1週間以上たってから病院へいくも、薬を飲んでいる状態で薬の量を判断するとのことで、さらに2ヶ月分の薬が出て、採血は無し。

 

さらに、2ヶ月後

久々の採血。尿酸値はいくつになっているか!?

薬はまたも、40mgの2ヶ月分。

えー、まだ続けの?

最終的に5mgまで徐々に下げて、尿酸値が規定の数値以内なら終了らしい。

 

先はまだ長そうだ・・・。

 

尿酸値はもっと高かった

現在受けている健康診断では、尿酸値の項目が無かったので気にはしていなかった。

しかし、5年前に高熱を出した時の血液検査に尿酸値があったのです!

しかも、9.5!!!

完全にアウトな数値ではないですか!

しかし、その時の医者は、尿酸値を指摘してくれなかったのです。

今回の痛風の原因は、もう数年も前から始まっていたということなのです。

 

改善するべきは、酒じゃない!

予防は、水とお茶をしっかり飲むのが一番です。40歳目前にして代謝が落ちてきました。なので、この夏はあまり水分を取っていなかった。

トイレにいくたび濃い尿が出ていて、ちょっとマズイかなと思っている最中の、今回の痛風だったのです。

飲むなら、水分はしっかり取らないとダメですね。

 

 

その後の状況など、新たな記事を作りましたので、こちらもどうぞ。