自前のクラウドスペース【own Cloud】を構築する。
ownCloudのインストール備忘録です。
最新版9.1.0のインストールに失敗し、
旧バージョン8.2.7のインストールする。
デザインの変更もした。
ownCloudをインストールする
レンタルサーバーにownCloudをインストールしてみます。
まずは、ownCloudのサイトからインストーラーをダウンロード。
インストーラーといっても、16KBのPHPファイル1つだけ。
setup-owncloud.phpを、サーバーにアップロードして、ブラウザでアクセスするだけ。
がしかし、・・・。
最低バージョン 2.7.0 のlibxml2 が必要です。現在 2.6.26 がインストールされています。
レンタルサーバーなので、これに関しては対処できない。
しょうがないので、旧バージョンのインストールを試みました。
旧バージョンのインストール
ここで、紹介しているインストール方法は、正式なものではないので、自己責任でお願いします。
旧バージョンへは簡単にアクセスできるのですが、インストーラーは無いようです。しかたがないので、zipファイルを解凍しサーバーにアップしてみるのですが、動作はするものの、エラーが出ていて何かおかしい感じもする。
そこで、最新のインストーラーのgetFileの部分を旧バージョンのURLに置き換えて、使ってみました。
そうすると、データベースの設定までたどりつけました。
しかし、すべてのエラーは無くなりはしませんでしたが。
エラー内容
レンタルサーバーのphp.iniに、エラーで出ている「always_populate_raw_post_data = -1」を追加。
エラーではないけど、タイムゾーンの変更をした。
「config.phpのlogtimezone」をAsia/Tokyoに変更。
デザインの変更
themesの中に、exampleというファイルがあるのでそれを適用してみます。
config.phpに、「'theme' => 'example',」を追加してみる。
カスタムクラウドに変わったぞ!
メモ
ownCloudは、2014年の2月にバージョン6をインストールして、最近まで使っていましたが、データで一杯になってきたこともあり再構築しました。
一番の理由は、クライアントでセキュリティにやたらと厳しい割に、外部とのやり取り用のファイルサーバーを持っていなくて、「え!無料のファイル転送サービス使うの!!」となったからかな。