これですっきり、便秘の誤解!あなたは便秘じゃないかも!?
なんと!排便は毎日でなくても良い!?「ためしてガッテン」でやってました。 週に3回、2〜3日に1回程度出ていれば、便秘ではないそうです。 毎日、出るのが普通のように言われていたのに!!!
毎日出てなくても良いのに、便秘薬を毎日飲んでいるととんでもないことに!
多くの便秘薬は、アントラキノン系刺激性便秘薬というもので、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を促す効果があるのです。 しかし、出ないからと必要以上の量を長期間服用するなどの間違った用法で薬を飲むと「大腸黒皮症」という病気を引き起こしてしまいます。大腸を刺激しすぎて、細胞が黒く色素沈着を起こしてしまうのです。 薬は正しい用法で服用しましょう!それでも聞かない時は病院へ。
大腸刺激成分の見分け方
セナン・ダイオウ・アロエ・センノシド(センノサイド)・カスカラ・ビサコジル・ピコスルファートナトリウム
※アントラキノン系以外も含む。
大腸刺激系ではない、23年ぶりの便秘新薬「ルビプロストン」が今は出ています。 慢性便秘症の治療に用いられ、小腸で腸液の分泌を増やし、便の水分量を増やすことによって、スムーズになり便通になるそうです。 臨床試験では、24時間以内に約60~75%の患者さんで自発的な糞便が認められています。 (こちらは市販薬ではありません。)
週に3回、2〜3日に1回程度出ていれば、便秘ではない!
几帳面な人ほど、毎日出ないとと不安になってしまうそうです。 そういう人には、「この程度では、便秘ではないですと」と言ってあげるだけで、改善してしまう人もいるぐらいだそうです。 また、お年寄りになると蠕動運動が鈍り、さらに食も細くなることで通便回数が減るそうです。しかし、若い時の記憶のままに、出ないことで便秘になったと思い込んでしまうお年寄りもいるそうです。
食物繊維が便秘の原因に!?
食物繊維が便秘にいいと言われる理由
消化されない食物繊維は、大腸の中で便のカサを増す効果があり、大腸を刺激しやすくなり蠕動運動が起こりやすくなるからです。 しかし、年を取ることによって蠕動運動が衰えます。そうすると、食物繊維によってカサを増すばかりで進みづらくなり、ソフトボール大の大きさまでなることも!不溶性の食物繊維だけでは、大腸で大きな便の塊が出来るだけで進まなくなることもあるのです。
水溶性の食物繊維を多く取りましょう!
水溶性の食物繊維とは、水に溶けてしまうわけではなく、繊維の周りに多くの水分を取り込む水分保持能力の強い食物繊維のことです。 この水溶性の食物繊維を多く取り入れることで、排便がスムーズになると言われています。
不溶性の食物繊維 キャベツ・かぶ・春菊・玄米・大豆 水溶性の食物繊維 大麦・エシャレット・わかめ・ひじき 両方含まれるもの じゃがいも・ごぼう・キウイ・プルーン・納豆
前かがみになると便は出やすい
直腸と肛門がより直線になる前かがみが排便しやすい。さらにつま先立ちにすると角度がつきやすい。