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中央線に乗って考える

好きなモノとか、欲しいモノとか、日々のこととか

朝鮮戦争は、終わっていた。韓国大統領選挙で思うこと。

アメリカによるシリア攻撃後の、原子力空母カールビンソンの北上。日本は、政府もマスコミも民衆も色めき立っていたが、韓国は違かった。

 

韓国大統領選挙では、北朝鮮に対して融和路線の文在寅(ムン・ジェイン)氏が選ばれた。暫定投票率は77.2%、2位の安熙正(アン・ヒジョン)氏の累計得票率21.5%の2倍以上の累計得票率57.0%で圧勝した。

 

旧与党と朴槿恵(パク・クネ)氏に対する、反対票という意味合いが大きいのだろうけど、それだけなのだろうか?

 

ソウルは、もう戦争をするつもりはない!?

日本における北朝鮮問題で、よく言われるのは「朝鮮戦争は終わっていない、停戦状態なのだ。」ということ。

しかし、韓国国民、特に首都であるソウル市市民は、停戦状態だという認識なのだろうか?

軍事境界線(本来は国境線とは言わない)から、ソウルの中心部までわずか40km程度の距離。

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ソウル市の人口は約1,000万人弱。日本と同様に一極集中でドーナツ化現象が起こり、住宅は近隣の市に広がっている。近隣を含めたソウル都市圏の人口は約2,300万人で韓国全国民のおよそ半分が在住している。

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(ソウル市江南区テヘラン路は、ビジネス・金融の中心の一つ)

 

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(市の中心を横切る漢江にかかる漢江大橋)

 

ここまで街が発展した状況で、戦争が起こりうる停戦状態だと本気で考えている国民はいるのか?

 

東京に置き換えると、こんな距離感。

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新宿からみて「圏央道」が、軍事境界線みたいな距離だ。

23区の人口は約900万人、東京都全体の人口は1,300万人、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の人口は3,500万人。

 

高尾山にミサイルやロケット砲が配備され、23区を火の海にしてやると言われるようなものだ。確かにとんでもな距離に、首都がありその周辺に住宅がたくさんある。

 

日本には徴兵もないし軍事境界線もないので、距離感は解っても、感覚はわからないですけど。

 

1953年に停戦してから、すでに60年以上経っている。

韓国のGDPは世界第11位。大国といえる国内総生産でもあるのでは?(ロシアは12位ね)

そんな、発展した国の首都に暮らし、戦争を体験していない人が大多数を占めている国で、リアルな戦争をしたいと思うのか?

 

常に爆弾テロに怯える毎日なら、いっそ戦争をしてしまおうという考えもできるだろうけど、北朝鮮と韓国はそのような関係ではない。

 

なぜ、日本だけが色めき立っているのか?

 

そんな北朝鮮よりも、警戒しないといけないのは、中国ではないのか!

まあ、普通に貿易もしている中国に対して、表立って仮想敵国にはできないから、北朝鮮を利用して防衛力を高める考えなのかもしれませんが、現に尖閣諸島が危なく、南シナ海がとんでもないことになっているのだから、もう少し強く出る方が良いのではないでしょうか?