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今、国会で審議されている法案はこれですね。安保法案?安保関連法案?正式名称は何?

メディアで盛んにいろいろ言われている安保法案は、今年5月14日に閣議決定された下記の2つの法案です。

 

個人的には、いまさらしょうがないと思っている。選挙結果で今の国会が形成され、私個人は政治家にお任せした。

まあ、お任せできないのなら自分で政治家になるしかない。

でなくても、デモやメディアを使って政治活動すればいい。ただ、選挙結果を尊重しなければならない。

 

 

閣議決定された2つの法案

国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律(国際平和支援法案

http://www.cas.go.jp/jp/houan/150520/siryou3.pdf

 

我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律(平和安全法制整備法

http://www.cas.go.jp/jp/houan/150515/siryou3.pdf

 

 

結果はお任せするが、やり口は解せない。

一見、2つの法案の国会審議のようであるが、2つ目の「平和安全法制整備法」ってのは問題があるのではないでしょうか?

 

法案の中身は、10本の個別の法律の改正です。10もある法律を1つにまとめつつ中身を改正するのは、やり方としてはかなり問題があるのではないでしょうか?

 

平和安全法制整備法の中身

第一条 自衛隊法の一部改正

第二条  国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律の一部改正(p18)

第三条  周辺事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律の一部改正(p42)

第四条  周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律の一部改正(p52)

第五条  武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律の一部改正(p60)

第六条  武力攻撃事態等におけるアメリカ合衆国の軍隊の行動に伴い我が国が実施する措置に関する法律の一部改正(p66)

第七条  武力攻撃事態等における特定公共施設等の利用に関する法律の一部改正(p70)

第八条  武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律の一部改正(p71)

第九条  武力攻撃事態における捕虜等の取扱いに関する法律の一部改正(p73)

第十条  国家安全保障会議設置法の一部改正(p76)

 

それでも、「お任せ」ですけどね。

法律は、法律でしかない。実際は運用次第。まあ、日本は杓子定規に法律を適用してしまうところもあり、不安はある。

 

でも、それはどんな法律にでも言えること。そんな事より、政治家は臨機応変に物事に当たって欲しい。

 

「明治日本の産業革命遺産」の登録だって、あんなことになるのなら取りやめにするぐらいのこともして欲しかった。

 

いろいろとあるのですが、国内に権威を示すのではなく、海外に権威を示して欲しいものです。

 

 

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